無防備だった頃 片田舎でひっそりと始まった不器用な性春（セックス）。約束

片田舎の無邪気な日々：幼なじみとの約束

朝もやに包まれた田んぼの向こうから、かすかに聞こえてくる鐘の音。それは、私たちの小さな世界の始まりを告げる合図だった。

遥（はるか）と私は、毎朝決まって裏山への細道で出会う。彼女の髪には、いつも野の花が一輪さりげなく挿されている。「おはよう、タケル」と遥が笑顔で声をかけてくる。その無邪気な笑顔に、私の心は毎日、少しずつ溶けていった。

私たちの住む片田舎は、時が止まったかのように静かで平和だった。大人たちは皆、顔見知り。隣人の噂話が、まるで自分の家族の話のように飛び交う。そんな環境の中で、私たちは何も疑うことなく、無防備に日々を過ごしていた。

遥と私の秘密の場所は、裏山の頂上にある古い木の根元だった。そこからは村全体が見渡せて、まるで私たちだけの王国のようだった。「ねえタケル、大人になっても、ここに来ようね」と遥が言う。私は迷わず頷いた。それが私たちの最初の約束だった。

夏休みには、川で魚を追いかけたり、夜には蛍を探しに行ったりした。遥は虫が苦手で、蛍を見つけるたびに私の後ろに隠れた。その仕草が可愛くて、私は内心喜んでいた。

秋になると、遥と一緒に山で栗拾いをした。大きな栗を見つけるたびに、遥は小さな歓声を上げた。その声が、秋の静けさの中で特別に輝いて聞こえた。

冬の雪景色の中、私たちは将来の夢を語り合った。遥は「大きな街で、たくさんの人を助ける医者になりたい」と目を輝かせて言った。私は「ここで農業を継いで、みんなの食べ物を作る」と答えた。その時、遥は少し寂しそうな顔をした。でも、すぐに「タケルの作った野菜、絶対買いに来るからね」と笑顔を取り戻した。

春になると、桜の花びらが舞う中、私たちは中学への入学を迎えた。新しい制服に身を包んだ遥は、いつもより大人っぽく見えた。「ねえタケル、私たち、ずっと友達でいられるよね？」と遥が不安そうに尋ねる。「もちろんさ、約束だ」と私は即答した。

あの頃の私たちは、世界の広さも、人の心の複雑さも知らなかった。だからこそ、何の躊躇もなく永遠の約束を交わせた。その無防備さが、今思えば愛おしい。

片田舎の静かな日々の中で、私たちは少しずつ大人への階段を上っていった。しかし、その時はまだ知らなかった。この穏やかな日々が、やがて大きく揺れ動くことになるとは。

突如訪れた都会の誘惑：無防備な心が揺れる

中学三年の夏、遥の叔母さんが東京から里帰りしてきた。その日を境に、私たちの片田舎の生活は、静かに、しかし確実に変化し始めた。

叔母さんは、艶やかな髪と洗練された服装で、まるで別世界の住人のように見えた。彼女が持ってきた東京の話は、遥の目を輝かせた。「タケル、聞いた？ 東京には、空に届きそうな高いビルがたくさんあるんだって！」

私は半信半疑だった。空に届くビル？ そんなものが本当にあるのだろうか。でも、遥の興奮した表情を見ていると、私の心にも小さな好奇心が芽生え始めた。

ある日、叔母さんが私たちに東京の写真を見せてくれた。そこに映る街並みは、私たちの想像をはるかに超えていた。無数の光で彩られた夜景、人であふれかえる駅、どこまでも続く高層ビル群。それは、まるで別の惑星のようだった。

「わぁ、すごい！」遥の目は星のように輝いていた。「ねえタケル、私たちもいつか東京に行ってみたいね」

その言葉に、私は複雑な気持ちになった。確かに東京は魅力的だ。でも、ここを離れることなんて考えたこともなかった。「うん…そうだね」と曖昧に答える私に、遥は少し不満そうな顔をした。

それから数日後、遥が興奮した様子で駆け寄ってきた。「タケル！ 叔母さんが、冬休みに東京に招待してくれるって！」

私は驚いた。「え？ 本当に？」

「うん！ でも…タケルも一緒に行こう？」遥の目には期待と不安が混ざっていた。

その瞬間、私の中で何かが揺れた。ここまで、遥と一緒なら何でもできると思っていた。でも、東京？ それは私たちの世界とはあまりにもかけ離れている。

「ごめん…俺は…」言葉が詰まる。

遥の表情が曇った。「そっか…タケルは行かないんだ」

その夜、家に帰っても落ち着かなかった。窓から見える静かな田んぼの風景が、今までと違って見えた。今まで当たり前だと思っていた日々が、急に特別なものに感じられた。

翌日、遥に会うと、彼女は昨日とは打って変わって明るかった。「タケル、私、絶対に医者になるって決めたの！ そのために、東京で勉強する」

その言葉に、私は言いようのない喪失感を覚えた。遥の決意は固く、私には止める権利がなかった。

夏の終わり、蝉の鳴き声が徐々に弱まっていく中、私たちの心の距離も少しずつ開いていった。無防備だった心に、初めて不安という感情が芽生え始めた。片田舎の静かな日々は、確実に終わりに向かっていた。

帰郷の決意：片田舎への懐かしさと不安

東京での大学生活も、気がつけば4年目の秋を迎えていた。窓の外では、銀杏並木が黄金色に輝いている。そんな風景を眺めながら、私は故郷の片田舎を思い出していた。

遥が東京に向かった後、私も進学を機に上京した。「自分の目で見てみなきゃ、わからないことがあるはずだ」そう思ったからだ。そして実際、東京での日々は刺激的だった。多様な価値観、끊れることのない都会の喧騒、夜遅くまで営業している店々。すべてが新鮮で、時に圧倒された。

しかし、4年の歳月は私に気づきをもたらした。華やかな都会の光景の中に、どこか虚しさを感じるようになったのだ。人々は忙しなく行き交い、誰もが自分の世界に閉じこもっているように見えた。

そんなある日、実家から一通の手紙が届いた。父が体調を崩したという知らせだった。その瞬間、私の中で何かが動いた。懐かしさと罪悪感が入り混じった複雑な感情が、胸を締め付けた。

手紙を何度も読み返す中で、ふと気がついた。私は、この4年間、故郷のことをほとんど考えていなかった。遥のことも、幼い頃の約束も、すべて遠い記憶の彼方に追いやっていた。

窓の外を見ると、銀杏の葉が風に舞っていた。その光景が、故郷の秋を思い出させた。赤く色づいた山々、稲刈りを終えた田んぼ、そして遥との思い出。

「帰ろう」その言葉が、自然と口から漏れた。

しかし、決意と同時に不安も湧き上がってきた。4年ぶりの帰郷。村の人々は自分をどう見るだろうか。そして何より、遥との再会。彼女は今、どうしているのだろう。

卒業後の進路について、指導教官と話し合った。「君の研究は、地方の農業にも応用できる可能性がある」という言葉に、私は光明を見出した。

帰郷の準備を進める中、様々な感情が交錯した。懐かしさ、期待、そして不安。かつての無防備な自分は、もう戻ってこない。しかし、新しい知識と経験を携えて帰る自分には、何かできることがあるはずだ。

電車の窓から見える景色が、少しずつ都会的な要素を失っていく。高層ビルが姿を消し、代わりに田畑や山々が広がり始めた。懐かしい風景に、胸が高鳴る。

ふと、遥との約束を思い出した。「大人になっても、あの場所に行こう」。果たして、彼女はその約束を覚えているだろうか。

列車が最寄り駅に到着する。プラットフォームに降り立った瞬間、懐かしい空気が肌を撫でた。遠くに見える山々、田んぼの香り、そして静けさ。

「ただいま」心の中でつぶやく。
これから始まる新しい人生に、期待と不安が入り混じる。しかし、この片田舎で、きっと自分の居場所が見つかるはずだ。

変わりゆく故郷：無防備だった風景の行方

駅から一歩外に出た瞬間、違和感が襲ってきた。記憶の中の風景と目の前の光景が、どこか噛み合わない。

かつての田んぼは、一部が駐車場に変わっていた。昔よく遊んだ空き地には、コンビニエンスストアが建っている。懐かしい風景の中に、異質な近代化の波が押し寄せていた。

家路を急ぐ足取りは重かった。道すがら出会う人々は、かつての顔なじみたちだ。しかし、彼らの表情には、どこか疲れたような影が見えた。

「おう、タケル！ 戻ってきたのか」
声をかけてきたのは、中学時代の担任だった。
「はい、しばらくぶりです」
「そうか…ここも随分変わったよ。若い人はどんどん出ていくし、残った人たちも大変だ」

その言葉に、胸が締め付けられた。

実家に着くと、両親が出迎えてくれた。二人とも、記憶よりも年老いて見えた。特に父は、病気の影響か、背中が丸くなっていた。

「タケル、帰ってきてくれてありがとう」
母の声には、安堵と期待が混ざっていた。

夕食時、父が村の現状を語り始めた。
「若い人がどんどん出ていってな。農業を継ぐ人も少なくなった。おかげで、荒れた田んぼが増えてきているんだ」

その話を聞きながら、窓の外を見た。夕暮れ時の村は、オレンジ色に染まっていた。かつては美しいと思っていたその風景が、今は何か寂しげに感じられた。

翌日、村を歩いてみることにした。裏山への細道は、雑草が生い茂り、かつての面影はなかった。それでも、懐かしさに誘われるように山頂を目指した。

頂上に着くと、息を呑んだ。かつて村全体が見渡せた場所からの景色が、大きく変わっていたのだ。休耕田が点在し、新しい建物がそこかしこに建っている。そして、遠くには高速道路の工事の跡が見えた。

無防備だった風景は、確実に姿を変えていた。それは、時の流れの必然なのかもしれない。しかし、その変化の中に、郷愁と現実が複雑に絡み合う。

ふと、遥のことを思い出した。彼女は、この変化をどう感じているのだろうか。それとも、もう戻ってきていないのだろうか。

山を下りながら、決意が固まっていった。この村を、このままで終わらせるわけにはいかない。都会で学んだことを活かし、新しい形の農業や地域振興を模索する。それが、自分にできることだ。

家に戻ると、父が庭で野菜の世話をしていた。
「お父さん、僕にも手伝わせてよ」
その言葉に、父の顔がぱっと明るくなった。

変わりゆく故郷。それでも、守るべきものがある。無防備だった日々は過ぎ去っても、この地に新たな希望を紡ぐことはできるはずだ。そう信じて、私は父と共に土を耕し始めた。

再会の衝撃：幼なじみの秘密と無防備な真実

帰郷して一週間が過ぎた頃、村の診療所の前で足が止まった。そこで働いているという噂を聞いていた遥に、ようやく会える気がしたからだ。

診療所のドアを開けると、消毒薬の香りが鼻をついた。受付で尋ねると、「遥先生なら今日は午後からです」と教えてくれた。先生？ 彼女は本当に医者になったのか。

待合室で過ごした数時間は、まるで永遠のように感じられた。そして、ついにその瞬間が訪れた。

「次の方、どうぞ」

聞き覚えのある声に、心臓が高鳴る。診察室のドアを開けると、そこには白衣姿の遥がいた。

「タケル…？」
彼女の目が大きく見開かれる。

「久しぶり、遥」
言葉が詰まる。

一瞬の沈黙の後、遥は冷静さを取り戻した。
「どうしたの？具合でも悪いの？」

その態度に、少し戸惑う。
「いや、ただ会いに来たんだ」

遥は深いため息をついた。
「タケル、ここは診療所よ。個人的な話は勤務時間外にして」

その冷たさに、言葉を失った。これが、あの無邪気だった幼なじみなのか？

「わかった。じゃあ、仕事が終わったら…」

「ごめんなさい。今日は無理」
遥の言葉に、何か隠し事をしているような気配を感じた。

結局、その日は会えずじまいだった。しかし、翌日、思わぬ形で真実が明らかになる。

村の郵便局で、見覚えのある後ろ姿を見つけた。遥だ。そして、彼女の隣には…子供がいた。

「遥」
思わず声をかけてしまった。

振り返った遥の表情には、驚きと諦めが混ざっていた。
「タケル…」

「この子は…？」

遥は小さくため息をついた。
「私の娘よ。美咲」

その瞬間、世界が止まったように感じた。

「ごめんなさい、昨日言えなくて。でも、これが私の現実なの」

遥の言葉に、様々な感情が押し寄せてきた。驚き、戸惑い、そして言いようのない寂しさ。

「相手は…？」

「東京の大学で知り合った人。でも、もう一緒じゃないの」

その言葉に、胸が痛んだ。

「なぜ、ここに戻ってきたの？」

「ここなら、両親の助けも借りられるし…それに、この村には確かな思い出があるから」

遥の目に、かすかな涙が光った。

「タケル、私たちもう子供じゃない。あの頃の無防備な日々は戻ってこないの」

その言葉に、胸が締め付けられた。確かに、もう戻れない。でも…

「遥、俺は…」

言葉を探している間に、遥は娘の手を取って歩き始めた。

「タケル、また今度ゆっくり話しましょう。今は…時間が必要」

遥の後ろ姿を見送りながら、複雑な思いが渦巻いた。幼なじみの秘密。そして、無防備だった過去と向き合う現在。

これからの道のりは、決して平坦ではないだろう。しかし、この再会が新たな始まりになるかもしれない。そう信じて、私は静かに家路についた。

片田舎の夜：星空の下で語る無防備な想い

遥との再会から数日後、突然の電話が鳴った。ディスプレイに表示された名前に、心臓が高鳴る。

「タケル、今夜、時間ある？」
遥の声には、少し緊張が混じっていた。

その夜、私たちは昔よく行った裏山の頂上で落ち合った。懐かしい場所。しかし、今は全てが違って見える。

静寂が漂う中、遥が口を開いた。
「ごめんね、あの日はとても驚いて…」

「いいんだ。俺も突然現れて申し訳なかった」

会話が途切れる。かつては何時間でも話せた二人が、今は言葉を探している。

「ねえ、タケル。覚えてる？ ここで交わした約束」
遥の声が、夜風に乗って届く。

「ああ、大人になってもここに来ようって」

「そう…私たち、大人になったのね」
遥の言葉に、どこか寂しさが混じっている。

星空を見上げながら、遥が静かに語り始めた。東京での生活、医学部での苦労、そして…子供を授かったこと。

「あの時は、とても怖かった。でも、この子を産むって決めたの」
遥の声に、強さと優しさが混ざっている。

「遥は強いな。俺なら、きっと逃げ出してた」

「逃げたかった。でも…」
遥の目に、涙が光る。
「この村に帰ってきて、懐かしい風景を見たとき、不思議と勇気が湧いてきたの」

その言葉に、胸が熱くなる。

「タケルは？ どうしてここに戻ってきたの？」
遥の問いに、少し考え込む。

「正直、最初は親父の体調のことで慌てて帰ってきたんだ。でも、ここに戻ってきて気づいたんだ。俺にも、この村にできることがあるって」

遥の目が、少し驚いたように見開かれた。

「昔の俺たちは、本当に無防備だったよな」
私の言葉に、遥が小さく笑う。

「そうね。でも、その無防備さが、今の私たちを作ったのかもしれない」

静かな夜空の下、二人の間に温かな空気が流れる。

「遥、俺…」
言葉を探していると、遥が優しく遮った。

「タケル、急がなくていいの。私たちには、まだたくさんの時間がある」

その言葉に、心が軽くなる。

星空の下、私たちは昔のように無邪気に笑い合った。大人になった今でも、この場所だけは特別な魔法がかかっているようだ。

「また、ここに来ようね」
遥の言葉に、頷く。

帰り道、二人の影が月明かりに揺れる。かつての無防備な日々は戻らない。でも、新しい形の関係が、ゆっくりと芽生え始めている。

この片田舎の夜が、私たちに新たな勇気を与えてくれた。明日からは、それぞれの場所で、新しい一歩を踏み出す。そう心に誓いながら、家路についた。

新たな出発：無防備な過去を受け入れて

朝日が昇る頃、私は実家の縁側に腰かけていた。昨夜の遥との会話が、まだ頭の中でリプレイされている。

「おはよう、タケル」
父の声に振り返ると、彼は既に作業着姿だった。

「お父さん、今日から手伝うよ」
その言葉に、父の顔がぱっと明るくなる。

畑に向かう道すがら、村の様子を改めて見渡す。確かに変わった部分もある。でも、根底にある温かさは変わっていない。

一方、診療所では遥が朝の準備を始めていた。
「おはよう、美咲」
娘の頭を撫でながら、彼女も新しい一日の始まりを感じていた。

私と遥。かつての無防備な二人は、それぞれの道を歩み始めている。しかし、その歩みは決して別々のものではない。

畑では、父から教わりながら、新しい農法を提案した。
「都会で学んだことを、ここで活かせるかもしれない」
父は少し戸惑いながらも、息子の意見に耳を傾けてくれた。

診療所では、遥が地域の高齢者に寄り添いながら診察を行っていた。
「先生、あんたが戻ってきてくれて本当に助かるよ」
その言葉に、遥は自分の選択が間違っていなかったと確信する。

昼休み、私は診療所に弁当を届けに行った。
「忙しい？」
「ええ、でも充実してるわ」
短い会話の中にも、互いを思いやる気持ちが溢れていた。

午後、私は村役場を訪れた。
「若い人たちが戻ってくる仕組みを作りたいんです」
その提案に、村長は目を輝かせた。

夕方、遥は保育園に美咲を迎えに行く。
「ママ、今日ね、お友達ができたの！」
娘の無邪気な笑顔に、遥は心が温かくなる。

夜、私たちは再び裏山の頂上で落ち合った。
「どうだった、今日は？」
「うん、新しいことばかりで大変だけど…でも、やりがいがある」

星空を見上げながら、私たちは語り合う。かつての無防備な日々を懐かしみつつ、新しい未来への希望を分かち合う。

「ねえ、タケル。私たち、まだまだ無防備かもしれないね」
遥の言葉に、少し驚く。

「そうかな？」

「うん。でも、それでいいの。その無防備さが、私たちを強くしてくれる」

その言葉に、深く頷く。

確かに、私たちはまだ完璧じゃない。でも、その不完全さを受け入れることで、新たな一歩を踏み出せる。

「遥、これからもよろしく」
「うん、タケルも」

二人の視線が交わる。そこには、かつての無邪気さと、新たな決意が混ざっていた。

帰り道、村の灯りが温かく私たちを迎え入れる。この片田舎で、新しい物語が始まろうとしている。

無防備だった過去を糧に、私たちは前を向いて歩き始める。この村と、そしてお互いと共に。

新たな朝が、もうすぐそこまで来ている。

ある日の放課後、
はじめての異性のカラダ。
はじめてのセックス。
好奇心の赴くままに、
ふたりは快楽という強烈な感情に
押し流されていく…
ただの幼馴染。昨日までは何もなかった…

壮馬幸四郎（そうま こうしろう）
主人公
陸上に所属
大会で負ったケガが原因で
部活に顔を出さなくなる。

小山澪
クラスメイトで幼馴染。副委員長。
学校ではしっかり者に見えるが実はけっこう抜けている。