夏の訪れ:平凡な日常の崩壊
夏がやってくると、日常は一変した。蝉の声が耳に心地よく響く中、僕の心にも微かな変化が訪れていた。平凡な毎日が続いていた我が家に、ある日突然、義母の美奈子さんが現れたのだ。彼女は僕の父と再婚したばかりで、まだ若く美しい女性だった。
美奈子さんは明るくて優しく、すぐに家族に溶け込んだ。彼女が家にいるだけで、家の中が明るくなったように感じた。彼女は料理が得意で、僕たち家族に毎日美味しい食事を作ってくれた。僕はそんな美奈子さんに少しずつ惹かれていった。彼女の笑顔を見るたびに、胸が高鳴るのを感じた。
しかし、夏の暑さと共に、僕の心の中に秘めた感情が次第に膨らんでいった。義母に対する思いは、ただの家族愛ではなくなっていた。彼女の優しさに触れるたびに、その思いは強くなっていった。僕はその感情を押し殺そうとしたが、なかなかうまくいかなかった。
そんなある日、家の近くの海辺で、僕は美奈子さんと二人きりの時間を過ごすことになった。父は仕事で忙しく、僕と美奈子さんは休日を一緒に過ごすことが増えたのだ。海辺で過ごす彼女の姿は、普段の彼女とはまた違う魅力があった。彼女の笑顔が太陽の光に照らされて、一層輝いて見えた。
しかし、その平和な日常は突然崩れ去った。ある日、美奈子さんが昔の友人たちと再会することになったのだ。彼女の友人たちは、いわゆる「チャラ男」たちで、派手な服装と軽いノリが特徴的だった。僕は彼らに対して強い警戒心を抱いた。美奈子さんは彼らとの再会を楽しんでいるようだったが、僕は不安でいっぱいだった。
彼らとの再会が増えるにつれて、僕は次第に美奈子さんが変わっていくのを感じた。彼女は以前のような家庭的な一面を見せることが少なくなり、夜遅くまで外出することが増えた。僕の心は焦りと悲しみでいっぱいだった。美奈子さんが僕たちの家族から遠ざかっていくように感じたのだ。
そして、ある夜、僕の不安は現実のものとなった。僕は家に帰ると、美奈子さんがチャラ男たちと一緒にいるのを目撃してしまった。彼らは彼女を囲むようにして、楽しそうに笑っていた。その光景を見た瞬間、僕の心は完全に壊れた。平凡で幸せだった日常は、一瞬にして崩壊したのだ。
僕はその夜、美奈子さんに何も言えなかった。ただ、自分の部屋に閉じこもり、涙を流すことしかできなかった。彼女が家に戻ってくる音を聞いても、僕は動けなかった。僕の心には深い悲しみと絶望が広がっていた。夏の訪れと共に訪れた平凡な日常は、もう二度と戻ってこないことを痛感した。

欲望の目覚め:義母への秘めた感情
美奈子さんとの日々が続く中、僕の心の中で抑えきれない感情が次第に大きくなっていった。彼女の優しさや笑顔、そして時折見せる無邪気な一面に、僕は強く惹かれていた。家族として接しなければならないと自分に言い聞かせても、彼女への特別な思いは消えることはなかった。
ある日、美奈子さんが浴衣姿で家に現れた。その姿はまるで絵から抜け出したかのように美しく、僕は思わず見とれてしまった。彼女の微笑みに心がときめき、その瞬間、自分の感情が恋愛感情であることをはっきりと自覚した。彼女は父の妻であり、義母という立場の人。だからこそ、この感情は決して表に出してはいけないと思った。
しかし、僕の心は理性とは裏腹に、美奈子さんを追い求めていた。彼女が家事をしている姿、笑い声、時折見せる寂しげな表情に、僕の胸は締め付けられるような感情でいっぱいになった。彼女に触れることができないこと、気持ちを伝えられないことが辛かった。それでも、彼女のそばにいられるだけで幸せだった。
ある日、美奈子さんが突然、僕の部屋にやってきた。彼女は手にアイスクリームを持っていて、「一緒に食べない?」と無邪気に笑った。その瞬間、僕の心は彼女への思いで溢れかえった。アイスクリームを食べながら、彼女と他愛もない話をする時間は、僕にとって至福のひとときだった。彼女の近くにいられることが、僕の唯一の救いだった。
しかし、その穏やかな日常も長くは続かなかった。美奈子さんが再びチャラ男たちと会うことが増え、彼女の態度が変わっていったのだ。彼女は以前のように僕に対して優しく微笑むことが少なくなり、どこか遠い存在になっていった。僕はその変化に気づきながらも、どうすることもできなかった。
そして、ある夜、美奈子さんが酔った様子で帰宅した。彼女はいつもと違う香水の香りをまとい、明らかに異性と一緒にいたことがわかる状態だった。僕の胸には嫉妬と絶望が入り混じった感情が渦巻いた。彼女が他の男たちと楽しそうに過ごしていることが、何よりも辛かった。
僕はその夜、美奈子さんに話しかけることができなかった。ただ、自分の部屋で彼女のことを思い、涙を流すことしかできなかった。彼女への秘めた感情は、もはや抑えきれないほどに膨れ上がっていた。それでも、彼女に対する思いを伝えることはできない。僕の心は深い葛藤と悲しみに包まれていた。
このままではいけないとわかっていても、僕の心は美奈子さんから離れることができなかった。彼女への思いは日に日に強くなり、僕を苦しめ続けた。彼女が再び僕たちの家族に戻ってくれることを願いながらも、現実はそう簡単には変わらなかった。
夏の暑さと共に、僕の心の中の欲望も燃え上がっていった。美奈子さんへの秘めた感情は、僕の中で大きな苦しみとなり続けた。彼女の笑顔を取り戻すためにはどうすればいいのか、その答えを見つけることができないまま、僕は毎日を過ごしていた。
誘惑の罠:チャラ男たちの出現
美奈子さんが再びチャラ男たちと会うようになったのは、ある土曜日の午後だった。彼らは陽気で派手な格好をしており、その中にいる美奈子さんは、まるで別人のように見えた。僕はその光景を見て、心の中で強い不安を感じた。彼らは美奈子さんを連れ出し、彼女の笑顔はますます僕たちの前から消えていった。
彼らは頻繁に美奈子さんを誘い出し、彼女もまたそれを楽しんでいるようだった。僕は何も言えず、ただ見守るしかなかった。ある日、彼らが僕の前で美奈子さんを誘う姿を見て、僕の心は激しく揺れた。彼らは大声で笑い、美奈子さんを囲んで話しかけていた。美奈子さんもその輪の中で楽しそうにしていたが、僕は彼らの軽薄さが許せなかった。
その夜、僕は美奈子さんに話しかける勇気を振り絞った。「あの人たちとは、あまり関わらない方がいいんじゃない?」と遠回しに言ったが、美奈子さんはただ微笑んで、「大丈夫よ。昔の友達だから」と言っただけだった。その微笑みが、僕には彼女との距離を一層感じさせた。
日が経つにつれ、僕の不安は現実のものとなった。彼らは美奈子さんを飲み会やパーティーに連れ出し、彼女の帰りが遅くなることが増えた。美奈子さんは、家に戻ると疲れた様子で部屋に直行することが多くなった。僕はそのたびに胸が締め付けられる思いだった。彼女の心が少しずつ僕たちから離れていくのを感じたからだ。
ある日、美奈子さんが特に派手な服装で出かける準備をしていた。僕は思わず「どこに行くの?」と尋ねた。彼女は一瞬戸惑った様子を見せたが、すぐに笑顔に戻り、「友達と飲みに行くだけよ」と答えた。しかし、その笑顔の裏には何か隠されたものがあるように感じた。
その夜、僕は眠れなかった。美奈子さんが家に帰ってくるのを待ちながら、彼女がどこで何をしているのか、誰と一緒にいるのかが気になって仕方がなかった。彼女の帰りが遅くなるにつれ、僕の心の中で不安と嫉妬が渦巻いていった。
やがて深夜、美奈子さんが帰宅した。彼女は酔っていて、足元もおぼつかない様子だった。僕は急いで彼女を支え、部屋に連れて行った。彼女はそのままベッドに倒れ込み、すぐに眠ってしまった。僕は彼女の寝顔を見つめながら、心の中で何かが崩れていくのを感じた。
次の日、美奈子さんは二日酔いで頭を抱えていた。僕は朝食を作り、彼女に水を渡した。彼女は僕に「ありがとう」と言ったが、その言葉はどこか遠いものに感じた。僕たちの間には、もう取り戻せない溝ができていた。
その後も、美奈子さんはチャラ男たちと会うことが続いた。僕は彼女を引き止めることもできず、ただ見守ることしかできなかった。彼女が楽しそうに笑う姿を見るたびに、僕の心は引き裂かれるようだった。
夏の終わりが近づく中で、僕の心はますます重くなっていった。美奈子さんが家族のもとに戻ってくれることを願いながらも、現実はそう簡単には変わらなかった。僕の中で膨れ上がる不安と絶望は、夏の暑さと共に消えることはなかった。
堕落の夜:決定的な瞬間
その夜は特別蒸し暑く、空気が重く感じられた。僕は部屋の中で美奈子さんが出かける音を聞いていた。彼女はチャラ男たちとの夜の集まりに出かける準備をしており、香水の甘い香りが家中に漂っていた。僕はその香りが嫌いだった。なぜなら、それは彼女が僕たちの家族から離れていく象徴のように感じられたからだ。
彼女が家を出て行くのを確認すると、僕は一人で居間に座り込み、何もできない自分に苛立ちを感じていた。彼女がどこで何をしているのか、誰と一緒にいるのかを考えるだけで、胸が締め付けられるようだった。僕の心は美奈子さんへの思いと嫉妬でいっぱいだったが、どうすることもできなかった。
夜が更けるにつれ、僕の不安はますます大きくなった。彼女が家に戻るのを待ちながら、僕は何度も時計を確認した。やがて深夜、美奈子さんが帰ってきた。彼女の足音が玄関に響き、その音だけで彼女がどれだけ酔っているのかがわかった。
僕は急いで玄関に向かい、彼女を支えるために手を差し出した。彼女は僕の顔を見ると、ふとした笑みを浮かべたが、その目は焦点が定まっていなかった。「ただいま」と小さな声で言った彼女の口からは、アルコールの強い匂いがした。
僕は彼女をリビングに連れて行き、ソファに座らせた。彼女の顔は赤く、目はうつろだった。僕は冷たい水を持ってきて彼女に渡したが、彼女はそれを飲む気力もなかったようだ。「大丈夫?」と僕が尋ねると、彼女はただ頷くだけだった。
その時、彼女のスマホが鳴った。僕は一瞬ためらったが、画面を見るとチャラ男の一人からのメッセージが表示されていた。内容は、「今夜は楽しかった。また会おう」というもので、僕の心に鋭い痛みが走った。彼女がどれだけ彼らと親密になっているのかを、改めて思い知らされた。
僕はそのまま彼女のそばに座り、彼女が眠るまで見守ることにした。彼女はやがて深い眠りに落ち、その寝顔は無邪気で平和そのものだった。しかし、僕の心には深い悲しみと絶望が渦巻いていた。彼女が僕たちの家族から離れていく現実を受け入れることができなかった。
翌朝、美奈子さんは頭痛に苦しみながら目を覚ました。僕は朝食を用意し、彼女に水を渡した。彼女は感謝の言葉を口にしたが、その目にはどこか後悔の色が見えた。「昨夜のこと、覚えてる?」と僕が尋ねると、彼女は一瞬目を逸らし、「あまり覚えていない」と答えた。その言葉が僕の心をさらに傷つけた。
その後も、彼女はチャラ男たちとの関係を続けていた。僕は何度も彼女に話しかけようと試みたが、彼女はいつも笑って話をそらした。僕の心には無力感が広がっていった。彼女が僕たちの家族から完全に離れていくのを、ただ見守るしかなかった。
夏の夜は続き、僕の心の中で何かが変わっていくのを感じた。美奈子さんへの思いは消えることなく、彼女を取り戻すためにはどうすればいいのかを考える日々が続いた。しかし、現実は厳しく、彼女が戻ってくる気配はなかった。僕の心には深い絶望が残り、美奈子さんへの秘めた感情がますます強くなっていった。
深い悲しみ:取り返しのつかない現実
夏の終わりが近づくとともに、美奈子さんとチャラ男たちの関係はますます深まっていった。彼女が家にいる時間はどんどん減り、代わりに夜遅くまで外出することが増えた。僕はそのたびに心が引き裂かれるような思いを抱えたが、彼女を止める手立てはなかった。
ある晩、僕が学校の宿題をしていると、玄関のドアが開く音がした。時計を見ると深夜を過ぎており、美奈子さんが帰ってきたのだとすぐにわかった。僕は居間に向かい、彼女の帰宅を確認した。彼女はいつもよりも酔っていて、足元もおぼつかない状態だった。
「おかえり」と声をかけると、美奈子さんは僕にぼんやりとした目を向けた。「ただいま」と彼女が言ったその声には、かすかな後悔が混じっているように感じられた。僕は彼女を支え、リビングのソファに座らせた。
「今日はどうだった?」と僕が尋ねると、彼女はしばらく黙っていたが、やがてぽつりぽつりと話し始めた。「楽しかったわ。でも、なんだか少し疲れたの。彼らはエネルギッシュで、ついていくのが大変」と彼女は言った。その言葉に僕は複雑な気持ちを抱いた。彼女が楽しんでいる一方で、どこか無理をしているようにも感じたからだ。
その時、美奈子さんのスマホが再び鳴った。画面を見ると、またチャラ男の一人からのメッセージだった。「今夜は素晴らしかった。また会おうね」と書かれていた。僕はそのメッセージを見て、心の中で何かが崩れ落ちるのを感じた。彼女がどれだけ彼らに依存しているのか、その現実を突きつけられたからだ。
次の日、僕は決心して美奈子さんに話しかけることにした。朝食の席で、僕は静かに言葉を選びながら、「美奈子さん、お願いだから、もう彼らと会うのをやめてくれないか」と言った。彼女は驚いた表情で僕を見つめ、しばらくの間、何も言わなかった。
やがて、彼女は深いため息をつき、「わかってるわ。でも、彼らといると楽しいの。現実を忘れられるのよ」と答えた。その言葉に僕は絶望感を覚えた。彼女が自分の寂しさや孤独を埋めるために、チャラ男たちに依存していることが明らかだった。
その後も、美奈子さんの生活は変わらなかった。彼女はますます彼らと過ごす時間を増やし、僕たち家族との絆はどんどん薄れていった。僕は彼女を見守りながら、どうすることもできない自分の無力さに苛まれた。
ある日、美奈子さんが家に帰らなかった夜があった。僕は心配で眠れず、一晩中彼女の帰りを待ったが、朝になっても彼女は戻ってこなかった。僕は父にそのことを伝え、二人で彼女を探しに出かけた。しかし、彼女の行方はわからず、不安だけが募った。
翌日、ようやく彼女が帰宅した。彼女は疲れ切った表情で、僕たちの前に現れた。僕は涙をこらえきれず、彼女に抱きついた。「もう、こんなことしないで」と僕は泣きながら訴えた。彼女は僕を抱きしめ返し、静かに「ごめんね」と言った。
しかし、その一言では取り返しのつかない現実があった。彼女との関係はもう元には戻らないと悟ったからだ。僕たちの家族は深い悲しみの中で、それぞれが再生の道を模索するしかなかった。

近衛 友奈(ゆうな)は中年の夫との結婚により、
悟(さとる)という思春期の息子を持つことになった。
しかし、年齢が近いこともあって
義理の息子との関係がうまくいっていないことに不安を感じる友奈。そんなある日、悟と二人で訪れたビーチでチャラ男二人にナンパされ、
流されるままに体を許してしまい、さらに温泉宿にて未知の快楽を知ってしまう…(前作までの内容)男たちとの情事から数日、これまでと同様の日常を送る友奈。
しかし、夫との行為では満足できない体は快楽を欲していた。
そんな時、夫の甥っ子である新藤玲央が悟の家庭教師として近衛家を訪れる。
友奈の様子を察した玲央はあの手この手で友奈に性行為を迫り、
抗えなくなった友奈は次第に快楽に流されていき・・・・?
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